今週のお題「名作」
今日はお題を借りながら日記も兼ねてひとつ書いてみたいと思う。
さっそく、今週のお題「名作」に入ると、時期にもよると思うが、
今の自分の中の「名作」は、「鬼滅の刃」かなと思う。
(出典:鬼滅の刃 1/吾峠 呼世晴 | 集英社 ― SHUEISHA ―)
といっても自分は『鬼滅の刃』のコアなファンではないので胸を張って言える立場には到底いないし、自分が言う必要もなく名作なのだが、
単純に、漫画で泣いたという経験が人生で初めてで、その漫画が『鬼滅の刃』だった。
自分程度が『鬼滅の刃』の素晴らしさを語ることはとても出来ないが、
個人的に印象的なのは炭治郎含め、多くの鬼殺隊員が人命を救うため/鬼を殺すための前提として「自らの命を懸ける」ことが当然のようにあることだった。
それはある種「ヒーロー」というものにはそれは付き物だと言ってしまえばそうだが、
それをお館様とさえ呼ばれる産屋敷すら共有しているのは衝撃的だった。
そのような視点から「鬼殺隊」を見ると、「鬼殺隊」には、人命を救う組織としては、恐ろしいような異質さを覚えたのが印象的だった。
そして、その中で描かれる美しいドラマに涙しながら読み進めていくというのが、
大半の人の『鬼滅の刃』に対しての経験であり、イメージでもあると勝手に思う。
自分が特に感涙したのは、兄弟ドラマ(不死川兄弟、継国兄弟)だった。
無限城辺りの話は、読むときに一呼吸必要で、「ふう、ふう」となってしまう。
それもあるからか、自分の好きなキャラクターは結局「縁壱さん」になった。
人気投票では「善逸」や「炭治郎」が1位だったと聞いたが、
あまり人気のないキャラクターはグッズが少なそうで、欲しい人からすれば、悲しいだろうなと思った。
最後に余談だが、玄弥が阿弥陀経を唱えてるのを見て、ある日、電車に乗った時にドアに一番近い座席に寄りかかり、スマホで般若心経を調べて、ぶつぶつ呟いていると
自分が寄りかかっている座席の人が坊主頭なのに気づき、ふと、見てみるとお坊さんだったことがあり、「なんか巡り合ったな」と思ったことがあった。
今日はこれでおしまい。