2023-01-01から1年間の記事一覧

他人への想像力

高校生くらいの時にふと「病んで(い)る」という言葉を聞いて嫌悪した記憶がある。 そのくらいの頃はくだらないことに神経質で何も考えず、馬鹿みたいに騒いでいたが、 貧しい感性でも感じられたその言葉は知らぬ間に周囲に漂い、最後には耳に入ってきたの…

ここ二日程あまり元気がない。 何も食べたいとも思わないし、何かしたいとも思わない。 ただ夜が早く終わって、朝も早く過ぎて欲しいと思っている。 自分の心の中はこのことをあまり深刻に思ってはいない。 また始まったなと思うくらい。口内炎やニキビの類…

親と子

親と子の話の噛み合わなさはどうしようもないものだ。 もはや血の繋がりがない方が納得できると言いたくなるほどに。 それほどに親と子は互いを傷つけ合う。周りから見れば文字通りそれは地獄である。 先日あるセミナーに参加した。それは引きこもりの当事者…

ぼくにわたしに耳を傾けて

今日は特別ブルーなわけではないが、いつも頭に引っ掛かって取れないものを書きたいと思う。 それは「人と話しても意味がない」というものである。 以前にもこれと似たようなことを書いてたが、今回は体験よりも自分の感情を含めて書きたいと思う。 「人と話…

時代は巡る?

今日はあるゲームについて書きたい。それは『Watch Dogs Legion』と言うゲームである。 『Watch Dogs Legion』(以下、Legion)は『Watch Dogs』シリーズの三作品目の作品で、2年ほど前に発売されたゲームタイトルである。 なぜそのゲームについて書きたいか…

元気がない時に

落ち込む、凹む、ブルーになる、というのは一瞬の煌めきと同じであるから一つ一つ気に留めておくのは馬鹿っぽいかもしれないが、今回は一度書いてみたいと思う。 何となくイラつくとか何もかもうまくいかないとか不安で仕方がないというのは、自分の中でただ…

好きなことについて

今日は、最近ブルーなことばかり考えてしまうので好きなことについてでも語りたい。 好きなことについて語るのは何よりも気持ちの良いものだ。 さて、好きなことと言ってもざっくりし過ぎているので、具体的に言うとそれはある映画である。 その映画は『グッ…

ここには自分がいない

人の中にいて本当に虚しく悲しいと思うことは自分がこの人たち、この世界の中に一人だと感じることだ。 例えば、人の中にいて、この人は自分と同じかもしれないという勘違いというか、思い込みというか他人の中に自分を見るということが少なからずあると思う…

自分の感性が鈍化する

自分の中で感性とはモノに巡り合う才能だと勝手に思い込んでいて、最近それが鈍化してきているように感じている。 鈍化して何が悪いかと言えば自分自身がなくなってしまうような気がしてしまうことだ。 感性は個人的に自分達が最も嫉妬しやすくもあれば、尊…

一日は2400000000000000000時間

毎日が終わらない日常。 何もかも終わることなく、始まる事もない。 何も起こりえない毎日は塵のようにどうでもよくそして苦痛の中で永遠にある。 その日々の中で地獄と天国の夢を見ながらよだれを垂らして虚ろに生きていく。 毎日が頓服剤、ぼんやりと縁の…

今日は、楽しくて仕方がない。 全てのモノにイラついて、生きていることが本当に時間の無駄に思えて仕様がない 本当に無駄としか思えない毎日を過ごしぬいて死ねるのかい 文も書けない何もできないクソの役にも立たないキモイ死ねばいい。

自分が一体何者なのかを知るにはどうしたらいいのだろう。 それは大体自分のような『若者』と呼ばれる世代が直面する定期的なイベントだ。 進学、就職、アルバイト、どこかしらで自分はそのイベントに巻き込まれた。 その度に自分を決めつけ、自分でもよく分…

休みの日

朝起きてからすぐに自分はイライラとした。 耳と目に入るすべてが雷鳴のごとくに自分の耳に突き刺さるように感じられたから。 しばらくして風呂に入ってから心の中の声が自分の口から噴き出していった。 友達との会話、接触不良のipad、化粧水のボトル、昔の…

死にたくなる感動

自分には死にたくなる程の感動を覚えたことが2~3回ある。 その体験はすべて映画とアニメだったがそれらについては深く語らない。 とにかくそれらを見た時の衝撃は凄まじかった。 本当に頭をガツンと殴られたような衝撃と胸が苦しくなるほどの興奮だった。 …

人に気持ちを伝えること

自分の気持ちを他人に伝えることは、自分の中で一番難しい。 そんなこと簡単じゃないかと思えるかもしれないけど、自分には不可能に思える。 これは単なる憂鬱でも落ち込みでもなく、ただ自分が事実だと思うことだ。 初めてそう思ったのは、大学2年生の冬く…

からすとカップル

大学からの帰り道、艶の良い大きな羽根をしたカラスとすれ違った。 カラスは大学の建物くらいある背の高い木を下から眺めながらアスファルトの上を歩いていた。 人のようなカラスを横目で見ながら近くの駅まで飲食店が軒を連ねる細い道を歩いていて、ふと思…

団地

自分はある時からひどく団地が好きになった。 確かに小さい頃は団地ともおを見ていたし、地球防衛軍や喧嘩番長などゲームの中でも登場してその外観が印象深いが、ある時点から自分は好きになった。 ある日自分の両親が葬式用のスーツがもう着れなくなってい…